<5月10日 ドイツベルリン>
関西空港を出発して22時間後、ベルリンの街へ。
トルコなどで発掘された巨大遺跡がそのまま再建されたペルガモン宮殿や東西ドイツを隔てたベルリンの壁を見学。
日本の遺跡もそうならなくて良かった、そして人類最大の不要建築などなど考えさせられるベルリンでした
<5月11日 ドイツ ポツダム>
ポツダム宣言で有名な、そして現在はベルリンの郊外の人気の住宅地でもあるポツダムへ。
サンスーシ宮殿では見事なほどの左右対称の庭園の中にはブドウや温室栽培のイチジクの果樹も。
またポツダム宣言の会場となったツェツィリンホーフ宮殿ではチャーチルやスターリンゆかりの部屋を見学。
日本への無条件降伏はヤルタ会談で決まってたとのこと。ここでは戦後のヨーロッパ体制が話し合われた。
スターリンの話を聞くにつれソ連・ロシアの領土拡大政策の恐ろしさを実感。チャーチルのバランスが取れた行動
に感謝!
<5月11日 ドイツ ドレスデン>
第2次世界大戦では連合軍の徹底した爆撃にあったドレスデン。現在は昔のままに再現された街並みに驚嘆。
中でもブラウエン教会は石組の一つ一つがジグソーパズルを組み立てるごとく元通りに復元されたとのこと。
古きものを後世に残すヨーロッパの思いに感動しました。
<5月12日 チェコ プラハ>
チェコの首都プラハへ。旧王宮から見る景色はまさに中世の街並み。
1402年に完成したカレル橋を日本史で見ると室町時代の建造物。いくらヨーロッパが石の文化だと言え、技術や
資金に脱帽。そしてその時々の人々やいくつもの戦いを見てきた橋を散策。
天文時計は毎正時にからくり人形が踊ったり鐘を鳴らすということで時間調整して見物。どうだったかはわずか
30秒で良く覚えていませんが・・・(笑)
<5月13日 チェコ テルチ>
おとぎの国のような美しいテルチ。よくもここまでルネッサンス様式の街並みを保存できたものだと驚きながら
散策。あまりにいい雰囲気なのでついお土産を買ってしまいました
<5月13・14日 チェコ チェスキークルムロフ>
モルダウ川の上流にあるS字型に湾曲する丘の上にクルムロフ城がそびえる城下町。美しい景色と保存された
街並みが世界遺産に。幸運にも街の広場にあるホテル(OLDINN)に宿泊。
街の中を冒険心旺盛に散策。COOPでいつもの3分の一の価格でお水を買ったり、お土産を見たり、楽しい
思い出になりました。
<5月15日 オーストリア ザルツブルグ>
2度目のザルツブルグ。モーツアルトの生家も広場の市場も以前のまま。すごく懐かしかったです。
ザルツブルグ城の主、時の大司教の愛人のために作ったといわれるミラベル庭園(そんなのあり?!)では夏の
間しか見られない噴水(冬は凍るので撤去するとか)とサウンドミュージックの墓地のモデルとなったおしゃれな
お墓が印象に残りました。
<5月15日 オーストリア ハルツシュタット>
朝から雨の中を美しい湖畔の景色で知られるハルシュタットへ。今までバスの中では雨だったのに観光になると
不思議に晴れてしまうという「晴れの女神」が応援してくれていた毎日を信じてバスを降りて絶景ポイントへ到着
するとなんと本当に雨が上がってしまいました。そんな女神に感謝しつつ写真を撮りまくりました。
少し雨の残りで暗く映ったのが残念!
<5月16日 オーストリア ウィーン>
ウィーンも2度目の訪問。今回の旅行中最悪の環境。雨と風に女神も微笑まなかった。カメラも
なぜか青色がかってしまって残念。
<5月16日 スロバキア ブラチスラバ>
スロバキアの首都、ブラチスラバへ。雨上がりで有名なお城はうまく撮れなく残念。街角の愛嬌があるマンホール
の銅像や看板豚?(笑)にブラチスラバのゆとりを感じました
<5月17日 ハンガリー ブダペスト>
楽しかった中欧旅行も最後の訪問地ブダペストへ。からっと晴れて暑いくらいの観光日和。
王宮からのくさり橋の眺めは素晴らしいものでした。ドイツ、チェコ、オーストリア、スロバキア、ハンガリー
と旅したヨーロッパは中世と現代が共存する素晴らしい街々でした。行って良かった!!
またチェコとスロバキア、ハンガリーはもと共産圏ということで物価が安く、観光するにはいい国々でした。
一方ドイツ、オーストリアは全てにわたって日本と同じくらいの物価。陸続きで国境もない国が物価が全く違うと
いうのも成り立つのでしょうか?
<まとめ>
60人乗りのバスに14名というゆとりある移動で過密観光も苦にならずに楽しい旅行でした。
また同行した方々の中には長崎出身で家内のすぐ近くの料亭の方。不思議な縁を感じました。
そしてみなさんいい方ばかりで本当に楽しい毎日でした。感謝・感謝です
<その他の写真>