本文へスキップ
家族と趣味は家族と趣味を記録するプライベートなサイトです

新家族と趣味

インド旅行2014

2014年11月1日〜6日 インド デリー・ジャイプール・アグラ


<はじめに>
インダス文明の国、世界遺産の宝庫、新しい都市と古い田舎の格差、不思議な国、そして世界最大の民主主義国家、
インドを旅しました。今回の参加者は添乗員さんを入れて7名。正に家族旅行という感じ。それぞれ素晴らしい方々
ばかりで本当に楽しい旅行になりました。ダンニャワード!

2014年11月2日 デリー



関西空港を1日(土)13時40分出発。途中北京で乗り継ぎ。デリー着は午前1時40分。ホテルへは3時前に到着。
即就寝。飛行機でしっかり寝てたので良かったぁ〜!
2日(日)午前6時起床。9時30分出発。バスは飛行機のファーストクラスタイプのリクライニング椅子。途中野良犬
野良牛の多さにびっくり。輪タクもタタ社が25万円で作った車にも会いました。
まずは世界遺産のクトォブ・ミナールへ。高さが72.5mもあるミナールでは世界最高。最初は100mもあったそう。
空は白い黄砂(現地のガイドさんは霧といってるが・・・)お陰で太陽がかすみ塔の上空を飛ぶ飛行機のシルエット
がうまく撮れました。タンドリーチキンの昼食の後、270キロを約6時間かけてジャイプールへ。
片道2車線の国道なので、もっと早く着くと思ったのですがなかなか!道路に気持ちよく寝そべる野良牛、当たり前
のごとく横断する人・人・人、そして自転車・三輪車・トラクター・・・。街に着くとその全てが道路にあふれ、
やっぱり6時間かかりました。
ジャイプールへは6時過ぎ到着。夕食はインド舞踊付き。ところがイスラム教のお祭りとかで街中ごった返し。予定
のレストランへはバスがたどり着けず、急きょ違うレストランに。驚きいっぱいのインド初日でした。

2014年11月3日 ジャイプール




インド2日目はジャイプール。朝一は風の宮殿。たくさんの窓と透かし彫りを施して風通りをよくしてるとのこと。
宮殿の下では蛇使いが籠のふたを開け笛を吹いてコブラを踊らせていました。写真を撮るとお金を撮られるという
ことで望遠で宮殿を撮ってるふりをして何とか撮りました。
その後アンベール城へ。ジープに乗り換えてアンベール城へ。非常に壮大なお城で、かつ山の尾根に続く砦はまさに
万里の長城を想わせるものでした。城内ではヒヒやリス、ゾウのタクシーなど動物たちのお出迎えもありましたが、
お土産売りのしつこい出迎えには少し悩まされました。その後シティパレスに。ここは今も王さまの後裔が住んで
いるとのこと。インドらしい国のありようを垣間見ました。次に1728年に時の王様が建設した天文台へ。日時計は
一分単位で時間が計れる素晴らしい精度のものなど目を見張る世界遺産でした。昼食の後アグラに向けて移動。
途中14年間しか使われなかったという幻の都、ファティプール・シクリーへ。ここでは地元のバスに乗り換えて
観光。お城は良かったのですが物売りのしつこい攻撃に辟易。アグラへ入ると結婚式の行列がやたら目立ちました。
インドの結婚式はお金がかかるみたいですが、前後に走る満艦飾の街宣車?の騒々しいくらいの音楽で踊る友人たち
と新郎が子供と一緒に馬に乗り結婚式に向かう姿は正に散財そのものでした。
泊りはアグラで2番目という高級ホテル、トライデントホテル。優雅な食事と雰囲気を満喫しました。

2014年11月4日 アグラ (タージマハル)




インド3日目はツアー最大の見どころタージマハル。近くで大きな電動カートに乗り換えて東門まで。大きな門を
くぐり抜けると白いドームのタージマハルが堂々とした姿でお出迎え。皇帝シャー・ジャハーンが妃のために作った
愛の記念碑はを眼のあたりにすると息をのむほどの美しさでした。ただ少し残念だったのはここも靄っていたこと。
靴にカバーをして廟内へ。妃の遺体は地中だが地上には立派な棺が。そしてその横には自分の墓を作ることができ
なかった王さまの柩。本当は皇帝がヤムナー河の対岸に黒い大理石で同じ廟を作りたかったのだが、息子に金が
かかり過ぎるとアグラ城に幽閉されてしまったとか。
昼食の後、そのアグラ城へ。4分の3はインド陸軍の兵営とかでしたが、それでも広大な敷地に謁見の間など当時を
しのばされる建物に当時の王朝の強大さを垣間見ました。
この日は2時過ぎには観光も終わりホテルで何することもなく休憩。スイミングパンツを持ってくればと後悔、また
後悔。

2014年11月5日 デリー (インド最終日)





いよいよ最終日。ホテル玄関でツアー同行者、添乗員さん、ガイドさん、運転手・車掌?さん全員で記念撮影のあと、
デリーに向け出発。初めての本格的な高速道路での快適なドライブです。
デリーではまずインド門へ。そしてタージマハルのモデルとなったフマユーン廟へ。これも壮麗なお墓でした。
そしてインド独立の偉大な指導者マハトマガンジーの記念館(火葬した後ガンジス川に遺骨を散布したためお墓は
ない)へ。小学生の社会見学?に遭遇。彼女たちに手を振ると全員が笑顔で「ハーイ」と返してくれたのがとても
かわいく印象的でした。そして最後の見学地レッドフォートへ。ここは門を見るだけでしたが赤茶色の壮大な城閣は
インドの底知れぬ力を再認識しました。また郊外ではビジネスビルやマンションの建設ラッシュ。そして日本より
高級なショッピングモール。一方で旧市街では路上の八百屋さんに群がる一般庶民。今から発展が予想されるインド
と、なお庶民の暮らしや野良牛のインド。どうしようもない格差を実感。
そしてカレーとラッシー、食べ放題、バスドライブの複合環境でおなかが大混乱。この日はおいしそうなカレーも
中華料理も、機内食も我慢、我慢。へろへろの最終日でした。